家庭で作るふっくらパンのコツ
膨らんだパンの焼きたての香り、これも家で作るというご馳走の一つです。とても作っていると幸せなきぶんになり、子供たちの想像力やわくわくを誘い、オーブンの前に集まってきます。「ふくらんでる。膨らんでる!」とじっと離れなかったり、行ったりきたりで何度ものぞきに来たり。出来る前から食欲をそそられます。
パンが膨らむのはイースト菌のおかげです。
(以前、レーズンで天然酵母にチャレンジしたけどうまくいかず、
もっぱら我家はドライイースト使用)
=イーストが膨らむには=
イースト菌は微生物です。30度前後のの温度がベストで、程よい砂糖を栄養分として発酵し、炭酸ガスを出します。
=パンのモチモチ感は=
強力粉の中に多く含まれるグルテンが、水と塩と力によって結合し、粘りから来るもちもち感となる。
=ふっくらパンにするには=
砂糖や塩は多すぎると、イースト菌の発酵を逆に抑えてしまいますし、砂糖が多いと焦げやすかったりします。
発酵するタイミングで、発酵して出た炭酸ガスを、強力粉のグルテンが包んで膨らむタイミングがいります。
イースト菌の活動が盛んになるのは砂糖と水の栄養に触れて、30度のベスト温度で30分~50分です。
この間にあまりこねすぎると、せっかくの炭酸ガスが出てしまうので、手早く混ぜたら、
乾燥を防ぐため、さらしや手ぬぐいなど目のしっかりした布をしっかりと絞り、かけて待ちます。
その間も温度のチェックや、乾燥しそうだったら細かい霧吹きをしてみてください。
以上が第一発酵のコツです。ここでふくらみが決まります。
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