防災頭巾
何年たったものかわからないけれど、かなり痛んでいました。
貴重なものは、事前に他のところに移してあったので、要らないもの置き場になっていました。
義父は捨てるといったけれど、なんだか私がだめだといってもらってしまいました。
長女と20歳も離れて女の子3人の下に、待望の男の子、父を生み、
祖父は大喜びで、近くの大黒様の広場に、劇団を呼び地域の人を集めて、お祝いをしたという。
そしてまたその下に弟を生むのだけれど、
祖父は戦争で他界。
義母が行って見ないか?と言ったのか私が行商で売ってくると行ったのか、
楽しそうに毎日売りに行くのを見て、義母が
「ばあちゃんもこんなこと好きやった。」
と、いわれたことがあり、へーっ思ったことがありました。
畑もやったり、他にもいろいろやったと思うが、
たまに主人が、大好きだったと涙ぐみながら祖母のことを話してくれます。
ひと針ひと針手作りしたのかとジーンときちゃいました。
時代を超えて伝わってくるものを感じます。