脳脊髄液減少症 治療の選択
回復していくにしたがって、何が一番効果があったのかという、ご質問をいただきました。
すべて効いたといいたいし、その反面、本当に効果があったのだろうか?と疑問に思ったりするのが、正直な答えです。
自分自身、どうしようもなくわらにもすがる思いで、そのときそのとき必要だと信じた治療を行ってきたということには変わりありませんし、社会的状況から、当時自己責任で先生に頼み込む状況だったことも、事実です。たぶん現在でも患者さんの置かれている状況は、変わらないのではないかと、お察しいたします。
今から治療を考えていらっしゃる方には、酷な話なのですが、風邪が治るという、簡単なものでは残念ながらない、と、言うことです。
だからこそ、治りたいと思う強い気持ちと、強い勇気を持っていただきたい。
思考能力も低下する中で、冷静にはなかなかうまく気持ちがコントロールしにくいけれど、家族、病院の、力が不可欠です。理解してくださる家族や、ドクターの力によって、真っ暗闇の手探りから、解放されるのだと、自分自身を信じてあげてください。
そのつらさは、気のせいでも、気の持ちようでもないということは、自分自身が今まで経験してきた中で、感じたことのないつらさだということは、分かると思います。
あなたの存在が大切だから、まずは、物やお金ではないと、考えてください。
今、自分にとって、必要なことが、きっとわかると思います。
質問の答えになっていなくてすみませんが、うまく言えませんが、またお聞きになりたいことがありましたら、どうぞ。