プラセンタインプランテーションに通う
2006年 5月の末ごろの事
☆以前から、プラセンタ治療のことは聞いていた。でも私の中には、ブラッドパッチで直るという、根拠のない願望とも言うべき自信に近いものがあった。信じたかった。でも何か治っているようで、何かを失っていく。気力や抵抗力、思考能力、体の柔軟性、ギクシャクして朦朧とする自分。
すがるように先生にお願いして、パッチの次の予約をしているけれど、体は悲鳴を上げ始め、ときどき脳貧血を起こし、心臓がきりきり、肺が息苦しい。
同じ待つなら・・、1日でも早く行けば1日でも早く治るかも。
☆朝8時半、半ば引きこもりの私が、意を決して出発。鹿児島本線戸畑駅降りて歩いて2,3分。駅前左手の1本目の陸橋で大通りを渡り、(保育園の頃そばに住んでいたので、何十年も前からある古びた)中本町商店街で、ひわき病院どこですか?とたずねたら近くで、すぐ行き着いた。先生と、かなりの時間話すことが出来た。
出来る限りたずね、質問し、丁寧に答えていただいた。治療は予防接種のようにすぐ終わり、たったこれだけ?と永い間、入、退院に時間を費やしてきた私にとって、ちょっと拍子抜けな、感じさえした。
現在ひわきクリニックは小倉に引っ越ししています。
☆11時病院を出る 電車に乗って治療後、30分ぐらいで頭がすっきりしてくる。気のせいか耳の奥も痛みが和らぐ。電車の中で自分がこの場に座っているという現実が把握できる。帰宅後いつもなら疲れて爆睡、のはずが横になる気がしない。思考能力ちょっといい?気のせいかしら?私ってそんなに単純じゃないはず。夕方少し横になり習い事の送迎に出掛け、8時過ぎに帰る。
☆夕方9時ごろ(プラセンタ注射から12時間後)今までと違う痛み、右肩を締め付ける。ちょっとした傷でも化膿したり、体の免疫力も落ちているので、素直になって化膿止めかなーと抗生剤飲む。2日間お風呂に入らず、シャワーにしてくださいとの事だし化膿しないように。
人それぞれ感じ方は違うと思う、プラセンタ治療に、気長に通うのも結構大変だ。でも何より入院しないで、家族を待たせないで済むし、安静を保ったり、しばらく動けない症状に襲われたりしないで、日常生活が途切れないのが何より良い。