公民館展示 眠っている素材で帽子 (生徒さんの作品)
2012年02月17日
去年はなかなか皆さんの作品をアップできていなくて、
反省しています。
が、去年の生徒さんは、本当に皆さん真剣で、
授業中も、一語一句逃さぬようメモを取られている姿が印象的でしたし、
何よりも、欠席される方がほとんどいらっしゃらなかったので、
つい、難しいことまで、お教えしてしまい、
気合が入りすぎてしまっていたかも、しれません。
でも皆さん、もっと知りたいことがたくさんのようで、
こんなことも、あんなことも教えてくださいと、
うれしいお声をいただきました。
こちらは、大判の藍染の風呂敷で作られています。
はじめ裁断されていたときは、ゆかたから作られていらっしゃるのかと、
すっかり思っていましたが、風呂敷だったとは。
ブリムの周辺をパイピングされていて、柄のバランスがとられていて、
工夫されています。
元が何だったか想像するのも、リフォーム洋裁の楽しいところですね。
こちらは、正真正銘ゆかたの生地でした。
実際はもう少し藍色です。
仕立てていない、巻きの反物がお宅で保管されていたようで、
浴衣になると、縦縞でシックで粋な浴衣になるのでしょうが、
それがこんなにポップな、リズミカルな帽子になりました。
共布の花がいい味出しています。
成人講座ゆうま始まって以来かもしれません。
ウールのお洋服からでしょうか、
こちらも眠っているものが、リメイク、ハンドメイドで生かされました。
リフォームソーイングはお金をかけなくても出来るところが魅力です。
花柄がチラッと見える、ナチュラルなウール素材の帽子に仕上がっています。
数年前は、50歳以上しか成人講座ゆうま自体、参加できない規定だった事もあります。
最近は年齢制限がなくなりましたので、
こうして若い方に参加いただくと、
他の生徒さんも大変喜んでいらして(わくわくして)、刺激になるようで
かなり空気が違ってきている感じが受け止められ、
引き締まって学習ムードがアップしていい傾向です。
こんなに素材で変わってくるのが、
ちいさな素材で作る、帽子作りの楽しいところですね。
スポンサーサイト