脳脊髄液減少症の治療法「ブラッドパッチ」 先進医療に認定
脳脊髄液減少症の治療法「ブラッドパッチ」 先進医療に認定
ブラッドパッチ(写真:産経新聞) |
交通事故などをきっかけに髄液が漏れ、激しい頭痛やめまいを引き起こす「脳脊髄液減少症」について、厚生労働省の専門家会議は17日、自分の血液で穴をふさぐ治療法「ブラッドパッチ」を、厚労省の基準を満たした医療機関で治療を受ければ費用の一部が保険適用される「先進医療」に認めた。早ければ7月から適用される。
同症の治療では、自身の血液を硬膜外に注射し髄液漏れを止めるブラッドパッチが有効として患者の関心が高かったが、保険適用外のため、患者は入院費用なども含め1回あたり約30万円を自己負担していた。
先進医療になると、ブラッドパッチ自体は保険適用外だが、ほかの費用が保険適用され、患者負担は10万円前後になる見込み。
同症は、かつて原因不明の病気とされ、事故で発症とする患者と保険会社の間で損害賠償をめぐる裁判が全国で起きていた。昨年、外傷による発症を認める診断基準が関係学会に認められ、今後は賠償をめぐる司法判断が変わる可能性があるとして注目されている。
ただ、先進医療として治療を受けられるのは、同症のうち、診断基準を満たした症例のみになる。患者らで作るNPO法人「脳脊髄液減少症患者・家族支援協会」によると、現在、1万人の患者がいると推計されるが、診断基準を満たすのは1~2割程度だという。
同症の治療では、自身の血液を硬膜外に注射し髄液漏れを止めるブラッドパッチが有効として患者の関心が高かったが、保険適用外のため、患者は入院費用なども含め1回あたり約30万円を自己負担していた。
先進医療になると、ブラッドパッチ自体は保険適用外だが、ほかの費用が保険適用され、患者負担は10万円前後になる見込み。
同症は、かつて原因不明の病気とされ、事故で発症とする患者と保険会社の間で損害賠償をめぐる裁判が全国で起きていた。昨年、外傷による発症を認める診断基準が関係学会に認められ、今後は賠償をめぐる司法判断が変わる可能性があるとして注目されている。
ただ、先進医療として治療を受けられるのは、同症のうち、診断基準を満たした症例のみになる。患者らで作るNPO法人「脳脊髄液減少症患者・家族支援協会」によると、現在、1万人の患者がいると推計されるが、診断基準を満たすのは1~2割程度だという。
多くの方の、長い間の願いと、深い深い思いが、
ようやくひとつの形になりつつあります。
症状に対する、医療関係の方の、正しい判断や正しい診断、
そしてブラッドパッチにいたるまでの道筋をデーターとして残し、
正しく改善に導いていけるように願うばかりです。
難しいことがまだまだあると思います。
まずは、八方塞がりで、苦しんでおられた患者さんがたが、
最低の治療への第一歩が進めるように、なりそうです。
本当に、良かったです。
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