小さいときって
うちの真ん中の唯一の娘。
3歳ぐらいのころ、お出かけで車に乗り込んだとき、「ねえパパ、パパねえねええ。パパ。」
運転席の後ろから、「あーちゃん、大きくなったらパパとけっこんするー。」
(へー。だんなと二人で顔を見合わせ、わらいをこらえる。)
「かあさんがパパと結婚してるから、だめだよー。」
あまり深く考えず、発言。
「ぐ・・。びえ~~~。わー~~。」「え~~んえ~~ん。」
思いっきり天井向いておお泣きし始め、かなりビックリ。
最近になって娘に、「小さいときそんなことあったね。」といったら、
「へー、なかったよー、しらなーい。」だそうです。
そのころうちの真ん中の子は、めちゃめちゃおしゃべりでした。
色んな想像で、言葉が次々出てきて。
「ここはふうせんやさんですよ。」「いらっしゃいませって言って!」
お兄ちゃん 「いらっしゃいませ。」
「ふうせんをポーンと、飛ばしますよー。」「せいの、ぽーん。」
おにいちゃん 「・・・・。」
「これはなんに見えるでしょう。風船をこうやって、あー、これをもういっこ。なーんでしょう。」
おにいちゃん 「おはな。」
「はい。正解です。次はここからぽーんととんで。」
お兄ちゃんは座って、見て、答えるだけ。
返事しなければ、泣き出す、怒り出す、たたかれる、叫びだす。
疲れて帰ってきて、食事をしている主人にも、まとわり付いてしゃべり通し。
主人は「おい、スイッチ切ってくれ。」とよく言っていました。
ひとりだけで、十分にぎやかで。
眠っていないときは、いつもいつもしゃべってる。
今年になって初めて、体験塾の合宿に参加し、1週間ボランティアの皆さんにお世話になって、
そこから学校に行き、寝泊りしました。
そのあいだ家の中は、誰もいないように静か。男2人、それぞれ何かして遊んでる。
その二人をつなぐものはなく、華のないこと・・。
彼女の果たしている役目を痛感した、1週間でした。
写真は、古いものだけど手放せない。
いつごろのものか分からないけど、ひびが入ってたりして、安いものだと思うけど、なんだか味があると思って。
日ごろの食器は無地がいいと思うけれど、たまーには使ってみたいと思いつつ、使えないんですよね。