リフォーム洋裁 形見の着物バッグ(生徒さんの作品)
2015年02月12日
形見の着物タンスに眠っていますよね。
でも着る機会もないし。
誰かにあげちゃったほうが・・・・。
この生徒さんも、庭に並べてたくさんご近所さんに貰ってもらった、
とおっしゃっていました。
こんなことができるんだったら、あげなければよかった。
って。
正直着物で生かすことが一番いいのかもしれないし、
理想ですよね。
でもどこに来て着ていこうかしら???
機会はあまり無いですよね。残念だけど。
お母様の羽織にミシン刺繍
ジャノメスーパーセシオ9500 で刺繍してバックに仕上がりました。
素敵なよそ行きバッグになりました。
泥大島からシックなふんわりバッグができました。
よいですよ~
自分のためにちょっとだけ贅沢してみてもいいのでは・・・と思ってみてください。
自分で買ったのではないので、懐は痛くないでしょ?
こんな素敵なバッグができたら、
亡きお母様がそばに一緒にいらっしゃってお出かけする気分になれますよね。
着物に鋏を入れるのは、心が痛いけれど、
カビ臭くなったり、虫食いができたりする前に
生かしてみてください
形見でも、時間がたてば、劣化して使え無なくなりますよ。
貴重な作り手の思いが、ずっしり詰まった工芸品です。
着るなり、生かすなり、日本の良いものを見つめてみたいものです。
着る機会のなかなかない方は、からりとした天気の日に、
風だけでも通してあげてください。
着物タンスや、桐の箪笥に入っていても、風通しをしたほうがいいです。
着物を衣文かけに数時間かけておくことを、虫干しといいます。
風通しのよい日の当たらない室内で行ってください。
土用干し(どようぼし)-7月下旬~8月上旬 湿気を飛ばす
虫干し -9月下旬~10月中旬 夏についた虫払い
寒干し -1月下旬~2月上旬 湿気を飛ばす
タンスの引き出しにもその時掃除機をかけたり、
たとう紙をきれいなものにしたりするといいですね。
着物が長持ちいたしますよ。
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