手づくりピザ
思いついたものを、食べたくて仕方なくなるのだ。
小さいときから、そう傾向は強い。
「パンがいる~。」と、ときどき家族にからかわれる。
3歳の家族旅行先の、朝起きてすぐの、名台詞。しっかりとビデオに残っている。
「今日ピザ食べたい。今日ピザ食べたい。ねえ、晩ご飯ピザにしよう。」
旦那と私ところを、行ったりきたりで交渉している。というよりしつこく言い続ける。
(私は、なべとか暖かいものにしたいのになー。)
「ねえ、かあさんピザにしよう。」
「えー、いまからー。」「ぜったいピザ。」
とうとうピザに決定してしまった。(なにゆえ~?)
「そうしよう。」
「じゃー準備するから、買い物にいってきてくれる?焼くのもかえってからやって。」
「いいよ。」
(やったー。買い物頼んで、焼いてまでくれるなんて、ごめんねパパ。
年賀状の印刷進行中で、いそがしいんだ。)
(ちがう、ちがう、もともと自分でやってくれていました。)
「ほら、うまくなっただろう。」って、宙に投げてくるくる楽しんでました。
あっという間の手際で、9枚もの大きなピザが出来上がり。
(買ったら、全部でいくらになるのか。)
用意した具は、ゆでたまご、 にんにくの芽、 ウインナー、 コーン、 ツナ、 鶏肉のグリル焼き、
鳥むね軟骨、 そして、オリーブオイル、 たっぷりのたまねぎのみじん切りと、トマト 缶を煮込んだピザソース、 たっぷりのチーズ。
しまいには、最後をのお気に入りをじゃんけんで決めて。
大盛り上がりの、サクサクピザの晩ご飯でした。