肩幅 肩巾 どっち?
着々と皆さんバッグの作成
リメイク生地 素材決まって
裁断に入ってきております
裁断を進めていき
縫製 に取り掛かろうとしております 。
皆さん どんな作品ができるか楽しみですね 。
長年 洋裁をやってきて
ある時期から 依頼を受けて 生徒さんに教室指導をするようになりましたが、
生徒さんとのやり取りの中で、業界の当たり前が当たり前でない
なぜだろうと思うことがあります。
時には生徒さんから「なぜですか?」と質問されることもあります。
ふと調べてみたくなり
前回 記事にした内容です。
内容は、バイアステープとバイヤステープ、どちらが正しいのかについてでした。
そして今回
なんで調べたのか よく覚えていないがけれど
私のメモの中に以下のようなパーセンテージがメモされていました。
肩幅 71.4% 肩巾 28.6%
その時の私もどっち なんだろうと思って調べたんだと思うのだけれど。
私はどちらかというと後者 の肩幅を使うことが多い。 いやいや肩巾。
なぜだかというと 型紙を引く時
または 企画書 指示書を書くときに画数が少なく早く書けるからです。
だけれども 身幅はこの漢字で書くことが多のです。
たぶん、身幅という言葉を製図の時には使わないためではないかと。
だから勝手に簡単に書けるからと 理由をつけてるだけかもしれない。
習慣に習っているだけで 理由など本当は考えていないかもしれません。
しかし最近はほとんど パソコンで作業をすることが多くなったので
CAD という 便利なものがあるから 手書きでの記入はあまりしません。
でも、教室でホワイトボードに書く際にはやはり文字数が少ない方を書きがちです。
皆さんはどっち を書くときに使いますか?
そして
「肩幅(かたはば)とは、左肩のつけ根から右肩のつけ根までの長さです。
服の横の長さを表わす用語のひとつで、
肩巾とも表記されます。」
と、Google検索さんの回答。
私の考える洋裁での肩幅は
正しくは
肩幅(かたはば)とは、左肩のつけ根から首の付け根(第7頚椎上)を通り右肩のつけ根までの長さを指します。
これは洋裁の採寸の場合の測り方。
なので、出来上がった洋服を測るときは
上記Google検索さんにならって、 右から左にまっすぐ測ってください。
採寸 をする時は 「への字に測る」のに
製図する時は 後ろ中心に直角・直線に半肩幅を取りますが、良いのですか
と生徒さんに質問されたことがあります。
では試しにボディを 2通りで 測ってみてください とお願いしたところ
「先生全く同じでした!へーそうなんですね。」 という回答でした。
そういうわけで 、
普段 この立体と平面の寸法について、家庭洋裁では気にすることはなくて良いです。
しかし 仕立ての場合 極端に背中が丸い人は配慮しなければなりません。
当然 寸法が変わってきます。
先生は 宇宙語を話してるんじゃないかと 始めの頃は言われることがありました。
教室では、かみ砕き、伝わりやすい言葉で繰り返しお話するようにしています。
時々立ち止まり なんとなくやっていることも、
正しい方はどっちなんだとなるべく考えるように努めています
洋裁縫製に 正しい 間違いは あまりないのではないかと思っています。
楽しくなって ウキウキしちゃうこともある。
その人にとって縫っている今、
その人がそれでいいという楽しい洋服縫いができればOK なのです。
とはいえ、縫い方にも変化や、流行みたいなものもあるし、
めちゃめちゃ簡単で楽に綺麗に縫える方法っていうのもあったりする。
洋裁って 奥が深いな。
と思う今日この頃でした。
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