152㎝浴衣を 166㎝に お直し 実はもとはもとはもっと小さかった
ずいぶん今日は涼しく感じます。
自分が着られるジャストサイズの浴衣が、
まったくないことに今更気づいてしまった私。
以前、自分用に浴衣を買ったのですが、
お手入れに失敗し、処分。
いつも子供優先で あまり深く考えずに
あるものを無理やり 着ていたのですが
よく考えてみると 自分用に仕立てた浴衣は現在 1枚もなく
誰かにもらったとか 譲り受けたとか そういうのばかりで
ほとんど無視して無理やり 着ていました。
家にある浴衣で一番、
見た目が好きな柄優先で、チョイスしてみました。
浴衣の身丈はまずこの時点では全く無視です。
サイズが合うもの、近いものを期待せずに似合うかどうかを優先します。
なぜかというと、身長166㎝のせいなのか、
顔の作りのせいなのか、
細かい柄が、似合わない。
大きい柄でも
詰まった柄行が似合わない。
なぜだか、理由はわかりません。
とにかく似合わない。
一応 家にあった古い浴衣を片っ端から、
身に巻き付けて鏡を見ての感想です。
これがいいんじゃない?
っていうか、これしかないよね。
手持ちの中では。
ですが、左肩の目立つところにシミがありました。
畳んでネットに入れて洗濯機で洗濯してみましたが、
残念ながらシミは 取れていません。
なので、漂白剤で色を抜いてみます。
白いタオルを裏に敷き、浴衣を乗せて
キッチンブリーチを綿棒でぽんぽんと
叩いてみます。
ずいぶん目立たなくなったのではないでしょうか?
数か所とんとんして、全体の小さなシミも数か所漂泊してみました。
そしてもう一回ネットに入れて、洗濯機で洗濯しました。
ここから本題です。
乾いて、採寸してみると、
胴にすでに継ぎがされているのです。
どうもこの浴衣の持ち主は、この浴衣を着たくて、
仕立て直したらしい形跡があります。
前に14㎝継ぎがあり
後ろに一本縫い目つなぎが入っています。
152㎝の身丈-(14cm÷2) で、
145㎝の浴衣だったのか、
何かの理由で振り回しをしたのか、
わかりませんが。
166㎝の私が、着丈の裾を合わせて、腰ひもを結ぶと、
おはしょりの1cm表側に後ろのハギが来てしまいますが、
ずらすにも身丈がさらに足りなくなるので、
後ろは
ハギ線をあきらめて、生地を最大限に生かすしかないようです。
前にもともとつないであった14センチの布を
左右ほどいて、後ろのハギ線をほどき後ろに継ぎ足します。
いしき当てと、肩当に共生地が使われているので、
これを二枚つないで上前につなぎます。
下前は似たような浴衣生地の、バラの浴衣を分解し、つなぎます。
衿先の位置も足りなくなるのでほどき、
長くします。
衿を全体ほどくと、
かけ衿の中に、昔仕立てでさらしが重たく
分厚く入っていたので
すっきり仕上げで、取り除き
一枚だけ晒布を芯にしました。
かけ衿奥、見えない位置でをバラの生地でつないで、
衿の長さを長くしました。
長くなったことで、
かけ衿の中の柄が出てきて、
左前の模様がごちゃごちゃすることに、
ほぼ縫い終わってから 気が付いてしまいました。
こりゃーいかん。
が、めげずにもう一度奥ハギをほどき、上前襟を上下 入れ替えて、
すっきりさせます。
そんなこんなで、
また、バラの生地を、いしきあてにして縫い付け、
気持ち2㎝強 身幅も大きかったので、脇も縫いなおし
みみぐけを黙々と、縫いまして、
当然、裄も出したいため
生地幅いっぱいに 7mmの縫い代で縫いなおし、
袖振りも、縫い代をぜーんぶほどいて出せるだけ出しました。
ほぼ全部、お直しじゃないかい!!
何とか出来上がりました。
145㎝? 152㎝→166㎝
お直し浴衣 完成です。
今年は着ていくところもなく、またの機会に
楽しみに。
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